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2005年12月

2005.12.09

発作、その後

県立病院の医師の指示もあって、翌日の月曜日、いつもの心療内科へ
でかけた。経緯を説明すると、
1.何らかの理由で眠れなくなった。そのことでパニック状態になった。
2.翌日の昼にリスパダールを飲んだため前夜に飲んだルーランを
 含めて、リスパダール系の薬が過剰になった。
3.リスパダールの副作用により、発作に至った。
とのことで「とりあえずは、元の薬に戻して、発作用の頓服を
出しましょう」ということになった。

この時点では、「なぜ眠れなくなったか?」は不明だったが、
週に1回、木曜の次の通院で次の薬をもらって帰ってから、
リスパダール、ルーラン以外の薬が、1日分余っていることに気づいた。
土曜の夜にルーランをリスパダールに変更することに気を取られて
それ以外の薬を飲み忘れていたのだった。眠るための薬を突然やめれば
眠れなくなるのはあたりまえ、なんで気づかなかったのか?

今思えば、眠れないのだから薬の飲み忘れを疑うのが当たり前なのだが、
不眠状態に陥っただけで、パニック状態になり正しい判断が
できていなかった。2ちゃんねるで「ODして救急に走ってしまった」
とかの書き込みを読んではいたもののまさか自分に起きるとは!
なんでもそうだが、体験しないと判らないもんだ。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というが、
たとえ賢者であっても、その人の歴史にない出来事には学ぶことが
できないというと、負け惜しみかな?

発作

先週の土曜(12月4日)の夜から全く眠れなくなり、
さらに翌日の午後には薬を飲み違えてさらに悪化し、
手足のふるえなどの「アカシジア」の発作にまで至ってしまった。

眠れないのは久しぶりで、時計は遅々として進まず、
頭痛がだんだんひどくなる。朝になってからは胸が
圧迫されるような感じがして苦しくなってくる、
体の姿勢を変えるとしばらくの間、楽になるものの2分ももたず、
また姿勢を変えなければならず、じっとしていられない。
この様子をアカシジアというらしい。
動悸も激しく、おそらく脈拍は安静にしているにもかかわらず
100回/分位あったと思う。この点ではパニック障害とも
言えるかもしれない。

12時前までがまんして、本来は夜に飲む薬を飲むことにした。
先週から変え始めたルーランという薬が合わないための発作だろう
と考えて、元の薬のリスパダールを飲んだがいっこうに良くならない。

これはまずいと判断して、2時頃、県立病院の救急センタへ急いだ。
内科で異常がないことを先に確認せよとの指示にしたがって、
内科で見てもらう。「研修医」の名札の若い医師が対応してくれて、
まずは心電図。結果は脈が速いけれど正常とのこと、
「現状で命には別状ない」との説明だったが、とてもそんな感じではない。
なんとかしてほしいとたのむと、「精神的な問題なので不安を抑える薬を
点滴します」と点滴が始まった。しかし、点滴中もどんどん症状は悪化して
ふるえが止まらなくなる。びんぼうゆすりが勝手に起きているような
状態だ。もう限界と医師に訴えると「ふるえ止めを追加します」と
点滴に追加されて、やっと症状が治まり始めた。

発作中は本当に死にそうな気分で、これで終わりかとも思ったものの
これからおきるであろう「死」を想像する余裕すらない。
今思えば、死ぬ時というのはこういう感じかとも思う。

これで終わってくれればよかったが、6時前に家に帰ると動悸や頻脈が
また悪化してきた。トイレに通って、点滴が切れてきたためだろう。
深呼吸をすると治まることに気づいて深呼吸を続けるものの、
10分程度が限界。また悪くなって来る。

それではならじと深呼吸を続けているうちに、8時を回っている
ことに気付いた。「もう夜の薬を飲んでも良いはず」と判断して、
変わっていない薬を含めて全ての薬を飲んだ。
その後、5分ほどの記憶はあるがそれ以後の記憶はない。
薬を飲むとあっという間に眠ってしまったのだった。

これで、長い長い一日が終わった。

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