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2009.01.15

創価学会 島田裕巳

創価学会について比較的中立の立場で観察している本。
著者はオウム真理教事件でバッシングを受けたため、
ポジションの取り方が慎重なのだろう。

不勉強で知らなかったことがいくつか。
・地方出身の中小企業従業員を支持者としている点で共産党と競合関係に
 あったこと。大企業中心の社会党、民社党とは支持層が異なる。
・それを自民党が共産党への抑圧に利用していた節があるということ。
・創価学会は都会に出てきた2男坊、3男坊を、自民党の田中派は田舎に
 残った長男坊を支援したという補間関係にあったこと。
・庶民としての一般会員が活動の中心に置かれていて、いわゆる大学卒の
 エリートは評価されず庶民に奉仕する裏方扱いとされていること。
・日蓮正宗と対立した結果、いわゆる寺からは離れた活動になっていて
 友人葬、会員葬が行われていること。
 ("近親者で済ませました"の中には、おそらくこういう者も
  多数含まれるのだろう)

創価学会は基本的に福祉を受ける立場の共済組織だということだ。
つまり、福祉の充実を求める政治の一派に当たるのではないかと思う。
そういう意味では、カリスマが去る近い将来、公明党は自民党に急接近して
一派閥のような形になるのではないかと感じた。自民党の一派閥ならば
政権を左右してもおかしくはなくなる。ただ、現状の中途半端な状況は
政治をわかりにくくすると言う点で大きなマイナスだとも感じる。

余談だが、家族葬で済ませた義父の葬儀にはいろいろな視線が
あったのではないかと少し心配になった。

変わったことをするからには何らかの理由がある。
結婚披露宴もやらなかったことも同じような効果があったかもしれない。

自分の考えを通すということは、誤解も受け入れる覚悟が
必要だと言うことを再確認した。
まあ、わりと平気だからできたのだとは思う。

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