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2009.05.07

民放テレビ番組でのうつ紹介

番組名は忘れたが、最近流行の"勉強するバラエティ"の一つでうつをテーマに取上げていたので見てみた。
音無美紀子さんの症例を再現ドラマで紹介。きっかけから、悪化、家族との関係、立ち直りのきっかけなど、一連の流れを見せていて、うつを知らない人には、参考になるだろう。

20年近く前の話なので、精神科で治療を受けることにかなりの抵抗感はあったとの話が出ていた。僕がおかしくなり始めた数年前にやっと、心療内科をテーマにしたドラマが初めて放送されたのが、一般に精神科治療が受け入れられるようになったきっかけだったことを思うと、当時、精神科を訪ねることができたのは、個人的に特別な人のつながりがあったのではないかとも感じた。

気になったのは、出演していた精神科医を含めて薬物療法について何も触れなかったこと。大麻などの薬物乱用が問題になっているので薬の話題を避けたのか、薬に抵抗感がある人が精神科にかかるを避けるのではないかという配慮なのか、あるいは薬で脳の働きを変えるという手法に恐怖感を感じる人がいるかもしれない。いずれにしても意図はよく分からない。でも、現時点ではどんな本を読んでも薬物治療が治療の基本。それを示さない番組作りには問題がある。

あの内容では、"結局は気の持ちよう、その人の弱さの問題だ"というふうに理解されてしまう。

制作者の理解度を超えるテレビ番組は作れないという限界を感じさせられた。

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