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2009年8月

2009.08.31

衆院選の結果

あんまり面白くない結果になってしまった。
前回の自民と民主が数の上でもちょうど入れ替わった格好だ。おまけに野党が参院も握っているので小泉内閣時代のようだ。

では勝ったからどんどんマニフェストどおりに進むかというとそうではないだろう。すぐにお金はないし、無駄遣いを減らすといってもそう易々とお役人達が予算を差し出すはずもない。ある費用が必要であることを示すことよりも、その費用が無駄であることを示す方がずっと難しく、強行した場合の反感も大きい。

それ以前の問題として民主党が仲間割れして議論が空転する可能性が高いように思う。ごたごたやっている内に次の参院選が来て、またねじれ国会に逆戻りしてしまうのではないだろうか?

小泉政権以前は"一気に改革を進めることが現状の閉塞感を打ち破ってくれるはず"という夢があったのだが、一人勝ちになるとだまし討ちにされるということを学習してしまった今は、民主党政権に素直に期待できなくなってしまっている。

とにかく政治下手な日本にとって大事な勉強のステップなのだということは間違いないと思う。

トカトントン 太宰治 (青空文庫)

何かを始めようとした時、やる気が満ちてさあこれからがんばるぞというところで、どこかから聞こえてくる"トカトントン"の音でやる気が一気に失せるという話。

僕も最近はこんなことが増えてきたように思う。仕事でも趣味でも経験を積んでしまうとこれから先の予想がついてしまう。その予想は大体つまらない結果か、小さな成功程度で感動からは程遠いものであることが多くなっている。この小説は先が見える前に"トカトントン"の音がやってくるのだが、作者が表したかった感覚は同じようなものなのではないだろうか?この感覚は感動の喪失となって、僕をうつ状態に引き込んでいった。作者の命もこの感覚によって失われていったのではないだろうか?

2009.08.30

衆院選の選挙に行ってきた

どう投票するかは決めていたのだが、いざ投票所の狭いブースで書こうとすると迷う。
党名は覚えていても候補名を忘れていたり、ブースの正面に党名とその略称の一覧が貼ってあるのだがその表の意味を理解するのに数秒かかってしまったり。毎回、久しぶりなので混乱するのだが、今年は程度が悪い感じ。こんなところにも老人力が現れているのかもしれない。

夢十夜 夏目漱石 (青空文庫)

"こんな夢をみた"という始まりは、黒澤明の映画"夢"がオリジナルかと思っていたらこちらが先だった。

というよりも"こんな夢をみた"というスタイルは江戸時代からのこういう書き物の定番なのかもしれない。

Googleで夢十夜を検索して出てきたサイトでこの夢のを心理学風に解説しているものがあった。それもこってりとした内容で、ここまで書くかというほどの内容にどん引きしてしまった。この本はあくまで創作で、これを解析してどうなるというものではないと思うのだが。

2009.08.29

火の鳥 望郷編

押し入れを整理したら火の鳥が出てきたので読み始めた。
全巻とも一回は読んでいるので順序は気にせず、望郷編から。不毛の星にだまされて連れてこられた二人とその子孫が、いつか地球へ帰る日のために近親婚を続けるがその命が絶えそうになった時、火の鳥が他の星の生物を連れてきて混血により命をつなげていくという話。それなりにおもしろいのだが"恋愛を書けない"ことがこの話でも物足りなさを感じさせるところ。いつも火の鳥の全巻一気読みができないのは、ここに原因があるのではないかと思っている。

ところで、火の鳥全般について、人間が滅んで他の生物が支配するという話が多い。種の繁栄と衰退というのは、ナチスの優生思想が持ち上げられていた戦中に教育を受けた作者にとって優生論の否定は重要なテーマになっているのだろうと思っていた。

でも、最近になって火の鳥と同じ時期の映画に種の繁栄と衰退を描いた"猿の惑星"があり、その影響を受けているのではないかという疑問も湧いてきている。読者のレベルと時代の興味に合わせて漫画も描かれるのだとすれば、猿の惑星のイメージで作品を描くことは必然だったのではないかと思う。現に同時期に"ワースト"という人類滅亡を阻止する戦いを描いた漫画もあった。世界に冠たると自称する日本の漫画/アニメ文化も、時代を経て評価されると、"アメリカ文化の影響を強く受けた"というラベリングも致し方ないのかなと思う。戦後日本にとってアメリカ文化抜きで"物語"を語ることは不可能だったし、おそらくこれからもそうなのだろうと思う。

2009.08.28

津軽 太宰治(新潮文庫、義父の遺品)

義父の遺品に"津軽"の文庫本があった。
巻頭の挿絵の上の端に"1回目05-7/15終了"とメモがあるのは何回も読みたいと思っていたのだろうか?

津軽は太宰治が亡くなる4年前、昭和19年に出版社の企画で故郷である津軽半島を旅した記録だ。人間失格などの暗い話の印象が強い作家だが、故郷を旅する企画は楽しかったのか、それとも楽しい旅行を装っただけなのかは分からないが、明るくユーモアさえ感じさせる内容だ。

でも、この企画の最終目的は乳母であり育ての親とも言える"たけ"との再会にあり、その再会が4年後の自殺への導火線になったのではないかとも思えてくる。旧家を背負って生きる重苦しさからの脱出がこの人の大きな課題だったと思うが、その出発点の再確認こそがこの旅、この本なのだろう。

余談だが、昭和19年という戦争のまっただ中であっても、人々は旅人を歓迎し酒を飲み、また運動会は催されている。戦争の時代について僕は知らないことが多すぎるなということも再確認した。

秋田の天気予報の地域細分化

先月の旅行で十和田湖では湖畔の秋田県側にある旅館に泊まったので、テレビには秋田県の放送が流れていた。

午後9時前のNHKの天気予報を見ていてびっくり、秋田県内の天気予報の地域分けが10地域ほどにもなっている。確かに秋田県は広い県だが、これほど細分するほどの天候差はないだろう。地域毎の独立性が強いのか、幕藩体制の名残なのだろうか?

その土地に来て初めて分かる発見は、旅の重要な楽しみだと思う。もっとも最近はテレビで各県の違いを紹介する番組もあって、旅先では気付かないような情報も提供してくれていて楽しい。

2009.08.27

中央リニア新幹線の駅は必要か?

東海道本線のバイパスかつ飛行機対抗なのだから駅は不要というJR東海の主張は経済論としてもっともな話だと思う。
さらに沿線の神奈川、山梨、長野、岐阜の各県の人にとってさえ駅の追加はあまり意味がないように思えて仕方ない。確かにあったほうが便利だろう。でも山梨県以外はすでに新幹線が通っていて利便性も十分だし、山梨県ももともと東京に近くて新幹線の恩恵と言う意味ではあまり得るものはない。一方、関西へのアクセス性は改善されるのだが、これらの県の人にとって関西はあまり縁のない、観光旅行に限定した行き先だろうと思うので、こちらの面でもメリットは少ないだろう。

さらに時速500kmを狙う超特急が、全線で500kmほどの区間の途中で止まっていていは何をやっているかわからないことになってしまう。

一私企業の利益のために長大な線路を引いて騒音、振動、自然破壊など迷惑をかけられてはたまらない。せめて納得できる何かを引き出したいという自治体の気持ちもあるだろうし、もっと直接的には駅周辺を開発したいということも当然あるだろう。

と考えるうちに、この問題のような、いわば"新幹線問題二巡目"の綱引きにまで置き去りにされているわが福井の町のことが、新幹線の要否はともかくとして、少しかわいそうになってしまった。

2009.08.26

老人ホーム建設が止まっている

5月ごろに突然の建設計画で大騒ぎになり6月下旬に埋め立てまで進んだ老人ホームだが、その後の工事は始まらず更地のままになっている。

家内が聞いてきた話では建設業者が決まらないので止まっているとのこと。本当は資金の問題なのかなとも思うが、もしかすると初めから老人ホームというのは偽装で、このままとんでもない相手に転売されるのではないかという心配が出てきた。広さからしてコンビニ、賃貸マンション、小さめの商業ビルなどがありそうだ。評判の良くない人がやっている話なので何が起きてもおかしくない。

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2009.08.25

崩壊した安全靴の写真

以前に書いた安全靴が崩壊した件の現物を持ち帰って写真に撮った。
これを見ていると古い登山靴も買い換えたほうが良いなと思う。山で靴が崩壊というのはあまりにも怖い。
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2009.08.24

秋晴れの空

今朝は一気に秋晴れの空。
昨夜の雨が空気を澄ませて空の高さを際立たせている。今頃になって西日対策ですだれを付けるかと思案していたら、もうすっかり秋の空になってしまった。

絶版CDが6,000円

お気に入りのCDにMusic Soupという上田知華+Karyobinのベスト盤がある。
1992年ごろにCD Clubという郵便ベースの通販サービスから買ったものだ。そのCDのジャケット写真を探してamazonを検索してみたら、もう廃盤になっているようで、中古品が最高6,000円近い値段になっていることを知った。

確かにファンなら納得の選曲、高音質の録音など言うことなしのCDなのでこのぐらいの価値はあるのかなとは思うが1曲1ドルのiTunes storeが一方にあって、この値段のビンテージではないCDもある。供給会社としてはこの中間の値段、つまり普通の値段でもう1度出せばヒットするかというとそうもいかないのがロングテールの商売。需要と供給のバランスは難しい。

2009.08.23

やっとヘチマの花が咲いた

緑のカーテンならぬ緑のネクタイとして、我が家をわずかに涼しくしてくれているヘチマに、ついに花が咲いた。黄色い花が4つ。全部雄花なので実はできそうもないが、念のため追肥を少しだけ置いて様子を見ることにする。

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2009.08.22

民主大勝は困る

報道によれば、民主大勝の気配があるとのこと。でもそれは困る。
与野党が競り合ってこそ選挙の意味がある。ワンサイドゲームになっては民主党が暴走するのは確実。社民党や国民新党の助けでやっと国会運営が成り立つ程度の勝ち方で十分。まあ、国民もバカではないから、小泉大勝のやり過ぎについては学習しただろうから、いい線に落着くのではないかとは考えている。

Windows Vista SP2

午後から下の子が使っているVAIOをVista SP2にアップデートした。
Vista SP2で探すと、MSのサイトにDVDイメージはあるが直接ダウンロードはできない。Windows Updateからアップデートしろということと理解してやってみるのだが、関係ない更新が2つ示されただけでSP2は出てこない。よく分からないままもう1回やり直すと、何が違ったのか今度は"Microsoft Update"が起動してOfficeのアップデートまで出てくる。

面倒になってそのまま全部インストールしてしまった。VC++やSQL Serverとかの絶対に使わないものまでインストールされてしまったが、まあいいかとそのまま。自分のPCでないと完全主義の悪い虫が出ないので助かる。

自動で再起動すると更新のうちの1件が失敗となっているので再度アップデートすると、今度はSP2へアップデートが始まった。PCが遅いので少し時間がかかったが無事終了。ついでにプリインストールのFelica対応などの使わないものや体験版などのアプリケーションを全部削除。すっきりした。

僕が使った限りではあまり速度は変わらない感じだったが、子供曰くではIEの応答が速くなってうれしいとのこと。IE7から8になってVista最適化が進んだのかもしれない。

仕事以外では、久しぶりにWindowsのシステム関係を長時間いじったのだが、やっぱり好きになれない。ごちゃごちゃしていてくどい。Macなら不要な情報が見えないので余計な興味が湧かないのだが、Windowsでは知りたくなるがそれを知るのは簡単ではないというジレンマに陥って疲れる。ノイズが多いという印象。仕事ではしかたないが、家ではもうWindowsには戻れないなと再確認した。

2009.08.21

民主党候補に捕まりそうになる

今日の帰りに職場の正門で民主党の候補が待ち構えていた。
労組の役員が並んで帰宅の渋滞の車列に"お願い"をしていた。うるさいなあと列の後ろを通り過ぎようとしたら急に候補者が走り寄ってきて握手攻撃に来た。とっさに手を引いて逃げたがあやうく捕まるところだった。その瞬間に、こういう活動は知的でない人に向けたものだとはっきりと認識した。

書いた物で理解しない人の情感に訴える、そういうやり方もあってもよいかもしれない。また、公職選挙法は共産主義の理論武装を排除すべくこういうやり方しか許容していないという問題もあるだろう。でも、情感で政治家を選ぶわけにはいかない。インターネットでの選挙活動が制限されているという話だけではなく、公職選挙法は全面改正されるべきだと思う。

2009.08.20

噺家のお墓?

帰り道に歩数を稼ごうと遠回りすると小さな墓地の横を通る。
お盆の後なのでお花が残っている墓もあり自然と目が向いた。おっと、噺家のお墓が何でこんな所に?"林家"とあるのは当然ながら林さんのお墓だった。

ところで、"どーもすいません"っていうのが受けたのは、関東だったからだろうなと思う。北陸を含めた関西圏では"すいません"は謝罪の言葉ではないから関東のようなニュアンスはなかったと思う。

2009.08.19

迦陵頻伽とKARYOBIN

一昨日、上田知華+KARYOBINのことを書いていて、先月の東北旅行で訪れた中尊寺金色堂での新発見のことを思い出した。

金色堂の装飾の中に迦陵頻伽を形取ったものがある。迦陵頻伽とは"かりょうびんが"と読み、Wikipediaによれば"極楽に住むとされる想像上の鳥。人面鳥身で、美しい声をもつとされる。"とされている。

KARYOBINのバンド名はたぶんこの"迦陵頻伽"から来ているのだ(と思う)。ということに気付いて、積年の謎がやっと解けてうれしくなったことを思い出したのだった。

2009.08.18

久しぶりの秋吉

家族で焼鳥の秋吉に出かけた。
しばらく前のケンミンショーで秋吉が取上げられていて、今度、家族で食べに行こうという話になった。種池店にはカラオケルームもあるのだが、今回は"社長"を聞きたくて飲食店舗へ。僕は学生時代に片町の店に行ったのが最後、家族は持ち帰りの羽水店の持ち帰り品をレンジで暖めて食べたことはあるが店に来るのは初めて。

お盆には混雑したのだろうがお盆が過ぎたということもあって、6時過ぎに入った時点では店はガラガラ。奥の円形の個室スペースに案内される。丸いテーブルの上には丸いステンレスの保温台、串立て、ニンニクなんばなどが置いてある。

注文はとりあえずということで純けい30本から始まって、あか、ねぎま、若鶏などの一式を僕が適当に注文。純けいはいつもの味だったが若鶏、ねぎまは明らかに持ち帰り店舗のものより柔らかくておいしい。量は少ないが肉質が良いと言う感じ、家族では初めて注文した"しろ"も柔らかく、もうスーパーのホルモンは食べられないなと話す。またタン、若皮、しんぞうなどの脇役もおいしくて、かつ焼く手間がないので大好評。

今回は初めての店が苦手であまり食べられない下の子が積極的にいろいろなメニューに挑戦していたのが印象的で、持ち帰り店の商品を知っていたので余裕があったようだ。全部で80本ぐらい食べただろうか、お酒は飲まなかったがソフトドリンク、ご飯などを含めて8,000円弱と焼き肉より遙かに安い。これから家族で通うことになりそうだ。

2009.08.17

最初の夜のドライブ

上田知華+KARYOBINのパープル・モンスーンと山下達郎のRide On Timeを聞くと、学生時代の最初のドライブを思い出す。
下宿暮らしが始まって最初の土曜日の夜、同じ学科の2年先輩のIさんから「六甲、行かへんか?」と誘われた。その場にいた同学年のHも一緒に、僕は助手席に乗ってIさんの赤いカリーナクーペが走り出した。

阪神高速のオレンジ色のライトに照らされながら、4月の夜の少し肌寒い空気の中を走る。その時のBGMが上田知華と山下達郎のアルバムだった。神戸線から表六甲を抜けて頂上の展望台へ。眼下に広がる夜景は大阪湾を越えて泉州まで続いている。寒いなと、関東煮を食べたのはおしゃれでなかったけど、最高に素敵なドライブだった。僕が女の子だったら危なかったかもしれない。

久しぶりに母校を訪ねてこんなことを思い出した。

2009.08.16

大阪の大学統合騒動

一昨日のキャンパス訪問の下調べをするまでは知らなかったのだが、昨冬に大阪大学、大阪府立大学、大阪市立大学を統合すべきと橋下知事が提案したらしい。一昨日の地下鉄御堂筋線の車中でも50代のおじさん達が統合すべきとの議論をしていた。

地盤沈下が激しい大阪に3つも国公立大学があるのは多すぎるよなとは思う。結論は統合しないことになったようだが、この話はくすぶり続けるのではないかと思う。

2009.08.15

ひつまぶし

夕食は久しぶりに名古屋料理のひつまぶし。
最初は鰻丼、次は刻み鰻にネギ、海苔をかけた丼。ネギが加わると全く味が変わってしまう。鰻の味が死んでしまうとも言えるが、鰻を食べ付けていた名古屋人にとってはこういう口直しが必要なのかもしれない。その後は薄い醤油だしをかけてお茶漬け風に。最後はさっぱり仕上げて鰻のこってり感がなくなるのもうまい工夫だと思う。

ちょっと手間をかけることで、何時もの料理をおいしくたべさせてもらえて幸せな気分で感謝。

2009.08.14

久しぶりの母校

大阪に法事に出かけたついでに、家内と久しぶりに母校のキャンパスと周辺を散歩した。

中百舌鳥駅前は卒業して2年目ぐらいに地下鉄が来てから一気に開発されて以前の面影は全くなし。でも1本裏道に入れば、昔とあまりかわらない風景。風呂屋の帰りに寄った酒屋や、まかないのない日曜によく食べに行った定食屋が残っている。

でも下宿の僕がいた棟は1戸建てに変わっていたし、もう1棟も3階建てに改築されていた。少し古びた様子からするとバブル期に土地を担保に借金して建替えたのかもしれない。大家さんの家は古いままで変わりはないが、ポストの名前が連名になっていてその名字は1戸建てと同じ。子供世代が棟を分けて住んでいるようだ。下宿の建物がなかったのは残念。写真を撮ろうかと思ったが、変わってしまった姿を記録して確認するのもなあと思って止めた。

少し歩いて大学に到着。中百舌鳥門から入るといきなりサイエンス棟という派手な建物。大阪女子大と統合して理学部ができたのに合わせて建てられたもののようだ。以前その場所にあった応用化学科などの校舎は農学部側に新築移転されていたが、全般に工学部の校舎はあまり変化がなく、また耐震補強されている様子もなく、冷遇されているように感じる。教養の授業があった総合科学部の校舎も古いままで、未だに総合科学部の看板が上がっているのがもの悲しい。

大学統合にはお金が下りるが、それ以外には一切投資は回ってこないようだ。その割には、産学協同関連の大きな建屋や図書館、ホールなど新しい建物もあるし白鷺門周辺は公園のように整備されている。地盤沈下の工学部と女子大予算の転用でうるおう他学部の対照が、工学部出身の僕には少し寂しい。一方、学食は改築の最中でこちらも統合分の予算の活用なのだろう。

文化部の部室棟は以前のまま。僕たちのいたコンピュータ関連のサークルの部室もそのまま。ドアの外に靴が4足脱いであったのは、以前のまま絨毯引きになっているということ。ここは家内と出会った夫婦にとって重要な場所。ドアを開けてみたかったが、"思い出は思い出のままが一番"だろうからそのまま帰ることにした。

さすがに真夏の大阪では緑豊かなキャンパスとはいえ暑い。白鷺門前のサークルごひいきだった喫茶店で昼食。昔もよく食べたドライカレーとピラフを食べた。当時、お姉さんだった人もおばさんにはなっていたが健在。店は2階のフロアが追加されていて、会合も歓迎との看板。今日は全学休業日ということだったので客の学生も少なかったが、きっと平日は昔のように沢山の人達が集まっているのだろう。

卒業してから25年。変わっているようであんまり変わっていない。正直いって愛着のない母校だったが、そこで過ごした時間は素敵だったなと懐かしく思い出しながらキャンパスを後にした。

2009.08.13

スギナとの戦い

雑草の生えない庭を目指して草むしりを続けている。
むしり続けて種を作らせない作戦なのだが、難物はスギナ。種ではなく深い地中を走る太い根を広げて新しい芽を出す。その根はちぎれていても、2cmほどでも新しい芽を出す。スギナのある場所では15cm程掘り返してスギナの根を丁寧に取り除き、根のかけらを残さないように慎重に作業をしている。それでも残るものはあるようで、しばらくするとまた生えてくる場所もある。

3年以内を目標にスギナを追い出してやるつもりなのだが、絶滅作戦より他の植物を生やしてスギナの勢力を抑える方が良いのかもと考えたりもする。某国で国内の少数民族の支配政策を考える人達もこんなことを考えているのかもしれない。

2009.08.12

気付けば8,000アクセス

8,000アクセスを超えたのに気付いていなかった。昨日で8,000を超えたようだ。
なんだか最近、アクセスが増えてるような気もする。

東名高速復旧の突貫工事

13日には仮復旧と宣言してしまったが、関係者の苦労は想像を絶するものだろうなと思う。
こういう緊急工事の場合、どこの会社ならすぐに取りかかれるか、工事能力が十分かなどの判断を数時間のうちにこなさなければならない。おそらくは道路維持管理部門の課長クラスが集まって実質的な判断をして、それを上に上げていくのだろう。

難しい問題は、現時点で安全に見える場所は本当に安全なのかどうかだと思う。新潟や能登の地震も幹線道路はかなり早い復旧だったが、東名高速となると交通量が桁違いだ。見えない場所で破壊が進んでいた部分が、多数の車両の通過で崩落する可能性もないとは言えないだろう。

耐震補強工事は進んでいたはずだが、今回、崩落した場所は手つかずだったのだから、ここ以外が安全であるという保証はどこにもないような気がする。

復旧に関わる人は経済効果や利便性だけを追求せずに、安全第一を貫いて欲しいと思う。

2009.08.11

平家平に行ってみた

大野の平家平が良いところだという話だけ聞いていた。
でも、もしかすると大変な所なのかもしれないのでまずは一人で行ってみた。

大野まで158号、バイパスを右に折れて157号に。麻名姫ダムを通り過ぎて温見峠方面へ。真名川の渓流は気持ちよさそうで、また釣りをしたくなる。家族旅行村のキャンプ場を過ぎて、しばらく行ったところで真名川を渡る橋があって左折。センターラインのない少し狭い道をしばらく上ると望郷の碑。平成9年に移転と書いてあるのは大野市が平家平の土地を購入した際にアクセスの楽な位置まで下ろしてきたのだろう。

さらに上ると道が狭くなり、林道になった。そこからが大変。久しぶりの本格的な林道では足の短いアクセラでは腹をこすったりハンドルを取られたり、一人で来て良かったなと思いつつ先へ進む。林道になって30分ほどしても景色は変わらずに荒れた林道が続く。きついコーナーはコンクリート舗装で補強してあるのだが、舗装と非舗装の間に大きめの段差がありその度に慎重に乗り降りをしないと下回りを打ちそうになり、何度かは実際にぶつけてしまった。こういう場所に来ると、"Last one mile"のために車を選ぶのはバカバカしいとは分かっていても、やっぱり車はランクルかエスクードでなきゃなと思う。
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そろそろ時間切れかなと思ったら雨量観測所が見えてその先に平家平入り口のゲートが見えた。車から降りてみたが曇り空の下の森からは今にも熊が出てきそうな感じ。アブもブンブン飛んでいてそそくさと車に戻った。ここまでも結構ハードだったがこの先も大変そうな感じ。ここに来れるのはもっと体を鍛えてからだなと思う。来た時は遠かったが帰り道はそうでもない。
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平家の落人の隠里という伝説は本当かなとも感じたが、30年ぐらい前までは冠山峠や温見峠もこんな感じだった記憶もある。人が住まなくなった場所がそのまま残っているだけなのかもしれない。

のりピー逮捕

ネタ涸れのテレビは、この話ばかりを伝えている。
ファンの人には申し訳ないが彼女は本来の場所に戻ったというだけではないか?不自然な完璧さの演出に疲れたのかなと思う。

定額給付金は自転車

選挙のニュースを見ていて定額給付金のことを思い出した。
我が家では定額給付金は子供達の自転車になった。最近買ったものの中で一番活躍している。

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誰に投票するか

今回の衆院選では民主党に投票することを決めている。
理由は単純で"特定の団体の組織票で政治が動く状況を早く排除するため"。けんかはしたくないので団体名は書かないが、もうずいぶん長く続いている状況の話だ。

組織票が悪いわけではない。団体も今は穏やかな活動のようなのでそれを問題にしているわけではない。しかし、その組織票が政権を選択しているという点が問題だと感じている。団体の人は、団体の指示に従って自前候補のない地域では自民党に投票する。与党に参加してその団体の要求を実現するための方便だと言うことも分かるのだが、投票行動はもっとシンプルであるべきと思うのだ。

そんな風にして勝った自民党の政治家は本当の自民党支持者の代表ではない。極論すれば与党への参画という報酬で票を買っているとも言える。それが政治だという声もあるだろう。でもキャステイングボートを握るのは、少なくとも宗教家ではなく政治家であって欲しいと思う。

静岡で地震

今朝は3時半に目覚めて寝付いたが地震で起こされた。ゆっくりと長いぐらぐらぐらという横揺れ、時計を視ると5時過ぎ。長い揺れには阪神大震災を思い出した。その前に縦揺れもあったのかもしれないが記憶にない。揺れを感じた瞬間には、我が家の地盤は悪そうなので、地震ではなく最近の長雨で家の地盤が川の方に崩れて、家が崩壊するのかと思ったが、そんなわけはなくて地震だった。福井は震度3。

台風が来ている東海方面で地震となると、土砂崩れなどの被害が心配だ。風台風なら少しはましなのだが、今の台風はどうなのだろう。

2009.08.10

アサガオ、ヘチマのその後

緑のカーテンに育てるべく植えた、アサガオ、ヘチマの状況はちょっとさみしい。

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丈は屋根まで届いて目標達成、アサガオは花も咲いてくれているが、カーテンにはほど遠く、せいぜい緑のネクタイぐらい。元肥、追肥をしなかったことが、発育不良の一番の原因だと思うが、プランターだったことも敗因のひとつかと思う。

来年は、砂利をまくって地植えでリベンジしてやるべく、準備を始めている。

2009.08.09

納棺夫日記(青木新門、文春文庫)

おくりびとの原作が文庫になっていたので衝動買い。
映画は観ていないので原作との比較もできないが、おそらく、映画を見てからこの本を読んだ人は物足りなく感じたのではないだろうか?なぜなら、この本の主題である第三章の浄土真宗についての著者の経験、理解あるいは解釈といったものは映画にするのは不可能に思えるから、映画にはほとんど出てこなかったのではないかと想像しているからだ。ということで、やっぱり一度、映画を観てみたいなと思う。

僕の両親も、家内の両親も浄土真宗なのだが、この本の著者の語りにはほとんどついて行けない。正直、難しい。僕がまだ浄土真宗を形式以上のものとしては受け入れていないということが、大きいのかもしれない。真の理解を得る日が来るのかということさえ疑わしい。

浄土真宗では亡くなった人は即刻、仏様になるのであって、霊魂とか死後の世界とかいうものを否定しているところは、共感している。死後は何もない、ただ永遠の命のリレーの一選手だっただけという見方は、ミトコンドリアから始まる科学的な命の歴史にも矛盾がないようで受け入れやすいと思うからだ。宗教というものは本質的にいいとこ取りだと思っているので、これはこれで理系の世界を生きる自分の中では正しい形なのかなと感じている。

2009.08.08

SONY MDR-NC300D出た!

待望のデジタルノイズキャンセルヘッドホンのカナルタイプだ。
値段がちょっと張るので即買いには躊躇するが、今のNC22が壊れた時には悩みそうだ。

効果はかなり期待できそうだが、本質的に高音は通してしまう特性は、安全上の配慮から変わらないとすると、電池駆動時間が延びて、装着感が改善されたというNC33でも十分かなとも思う。といいつつも、先日、電器店で大幅ディスカウントされていた旧型のNC22をもう1回買っても良いかもな、と思っているけちな自分もいる。

最近のSONYクオリティにも不安がある点も心配だ。毎日2時間は使っている生活必需品かつ消耗品という微妙な立場の商品なので、是非とも一度、視聴してもうひと悩みしてみようと思う。

花はす公園

ここ3年来、行きそびれていた南条の花はす公園に行ってきた。
南条へは北陸道の南条SAから臨時のETC出口が設定されているのでこれを利用。"やっと高速1,000円を体験できる"と話していたのだが、料金は600円。鯖江から乗ったのだから当然と言えば当然。ETC出口はものすごく簡素な作りで、高校生の文化祭の作り物かというような出来映え。

今日は例年、7月から8月にかけて催される花はすまつりの最終日。ということは花ももうお終いで、少し寂しくなっていた。とはいえ大輪のハスの花は美しい。十二分に楽しませてもらった。
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山側の奥には休憩所がありそこで花はす定食を食べた。ハスご飯とそうめんのセットで1200円はちょっと高いのだが、ハスの葉の皿にハスの実が入ったご飯はなかなか風流でこれなら良いかなというぎりぎりの線。
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休憩所の前にはハスの植えられた池があり、コイがが沢山飼われている。100円で買ったえさやりで30分ほど楽しんだ。
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帰りには温泉に入る予定だったが、あまりの暑さに中止、ハスの葉が入ったソフトクリームを食べて今度は国道8号線で帰った。


2009.08.07

コメントが付くのは?

最近、このブログにコメントを付けてくれる人がいる。こんな駄文を読んでくれる人がいることは有難いことだと思う。

でも、ちょっと気になるのは、コメントが付くのは決まってとあるwebサイトにアクセスした後が多いこと。"リンクで逮捕"関連の少しヤバいサイトなので、IPが逆探知されてるサインなのかなと勘ぐっている。もういい加減にしなければと思ってはいるのだが、なかなか止められないのが悲しい。ということでここに記事を書くことで決別宣言にしようと思う。もうアクセスしません。


小松の酒飲み文化は土佐の高知が源か?

昨日のケンミンショーの転勤ドラマは高知だった。
とにかく何に付け皿鉢料理というオードブルを並べて酒を飲む姿は、小松そのもの。小松が田舎だからからかと思っていたが、もしかするとこれは高知の文化が移転されたのもなのかもしれないと思った。

コマツの創業者の竹内明太郎は高知県出身。小松市の山手で銅山を開発し、掘り尽くした後の産業としてコマツを創業した。おそらく、銅山の開発には創業者をたよって沢山の高知県民がやってきたと思う。少なくとも幹部は高知の食文化に触れたことは間違いないと思う。そしてそれが、小松に展開され今に至っているのではないだろうか?

小松にいた時、自治会の役員をしていた頃に聞いた話では、高度成長期には左前になった鉱山から労働者が次々とコマツに中途入社していたというのだから、確度も高いのではないかと思う。

でも、謎が解けたからと言ってその文化が嫌いである点には何の変化もないが。

2009.08.06

元首相がやってきた

今朝、職場に元首相がやってきた。
もちろん間もなくの選挙の話。管理職と何故か女性を集めて30分ほどの集会があった。

工場長以下、大変にお世話になっているを連発していたが、お世話になるからその人の価値があると言っているのだから、人格が否定されているようで本人は面白くなさそうだったのが面白い。でも、昔、練習船が沈んでもゴルフを続けた人をほめるのには"大変にお世話"しかネタがないよなと思う。工場長は正直者なのだなと思う。日頃の物言いからもそう思う。

2009.08.05

日曜休みと金曜休みのカレンダー

職場の全社掲示板に来年の客先配布用カレンダーの受注開始の掲示が出ていた。
国内向けはふつうのカレンダーだが、海外向けは着物カレンダーがあって、今年は(今年もかもしれない)黒木瞳がモデルのようだ。

海外向けカレンダーはさらに2種類あって日曜が休みのものと金曜が休みのものがある。非イスラム国向けとイスラム国向けだ。以前は金曜休み版は現地で制作していたものが、いまや新興国市場様々の現状を受けて、堂々、全社版に出世したようだ。

21世紀はBIRCsの時代ともいうけれど、イスラム文化を無視できなくなっている現状を思うと、イスラム教がメジャー化する時代になるのではないかという気がしている。それが、排斥運動やテロの惨劇の応酬につながるのか、文化の多様性を認める大人の社会になっていくのか、その鍵を握るのは、オバマのアメリカの動きであることは間違いないだろう。

2009.08.04

ものみな過去にありて いがらしみきお

大学生以来、いがらしさんのファンである。
初期のアナーキーなパワーと休筆以後のぼのぼのの哲学。というか初期も哲学ものはたくさんあったので、哲学な人だと思っていた。

ひさしぶりに検索してみると、ぼのねっとからいがらしさんの"ものみな過去にありて"という自伝的エッセイが別サイトにリンクされていて、とても興味深く読ませてもらっている。あの哲学の源が少し分かったような気がして、共感する部分もいろいろあって、素直にうれしい。

2009.08.03

フェニックス花火大会

今日は市の花火大会。なぜか毎年月曜日になっている。きっと安いのだと思う。

去年と同じように近くの公園脇まで出かけたら、去年の場所は新しい家の影で花火が見えなくなっていた。少し位置をずらせば問題なく花火は見える。今年は不景気で数が少ないと報道されていたが、まああれで十分かなと思う。

出かける前に開会の挨拶をケーブルTVのローカル番組で見ていたのだが、市長も場をわきまえてか、当分選挙がないからか、極、あっさりとした挨拶だったのはマル。

来年は家族で河原まで行こうかと話した。

2009.08.02

猫に犬のえさ

昨日の朝、いつもの猫のえさストックが空になっていたので、近くにあったえさの開封済みの袋から補給してえさをやった。
今日になって2匹とも、少しずつだが吐いている。家内の話では1匹はハンスト中ということで、調べてみたら補給したのは犬のえさと判明。犬のえさはダメだったようだ。

時々、犬のえさを盗み食いしているのだが、たくさん食べると調子が悪くなるらしい。また、犬のえさは臭いもいまいちで食も進まないようだ。

今日はおわびにちょっと多めに猫のえさをやったら、いつも以上に喜んで食べていた。

2009.08.01

八幡山でタヌキ

脂肪肝対策の運動として、先週に続いて2回目の八幡山に出かけた。
今日はかすかに降る小雨の中を登る。しっとりとした緑の景色が美しい。

頂上の展望台に向かう道の途中で南斜面に下る森の中から2匹のタヌキが道路に飛び出してきた。2匹が前後に並んで道路をうろうろしている。2匹は軽い足取りで道路でダンスを踊っているようにも見えた。2分ぐらい、歩き回った後、1匹がまた森に戻り、もう1匹は少し遅れて同じ場所から戻って行った。その様子を立ち止まって見ていた僕は、再びあるきだす、と、その時、先ほど森に入っていった所から1匹が飛び出してきて僕と鉢合わせになり、あわててまた森に降りて行った。

2匹は兄弟にも見えたが、直感的にしっかりした奥さんとうれしがりの旦那という組み合わせのように見えた。

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