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2009.08.09

納棺夫日記(青木新門、文春文庫)

おくりびとの原作が文庫になっていたので衝動買い。
映画は観ていないので原作との比較もできないが、おそらく、映画を見てからこの本を読んだ人は物足りなく感じたのではないだろうか?なぜなら、この本の主題である第三章の浄土真宗についての著者の経験、理解あるいは解釈といったものは映画にするのは不可能に思えるから、映画にはほとんど出てこなかったのではないかと想像しているからだ。ということで、やっぱり一度、映画を観てみたいなと思う。

僕の両親も、家内の両親も浄土真宗なのだが、この本の著者の語りにはほとんどついて行けない。正直、難しい。僕がまだ浄土真宗を形式以上のものとしては受け入れていないということが、大きいのかもしれない。真の理解を得る日が来るのかということさえ疑わしい。

浄土真宗では亡くなった人は即刻、仏様になるのであって、霊魂とか死後の世界とかいうものを否定しているところは、共感している。死後は何もない、ただ永遠の命のリレーの一選手だっただけという見方は、ミトコンドリアから始まる科学的な命の歴史にも矛盾がないようで受け入れやすいと思うからだ。宗教というものは本質的にいいとこ取りだと思っているので、これはこれで理系の世界を生きる自分の中では正しい形なのかなと感じている。

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