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2011.04.25

うつは薬では治らない 上野玲 (文春新書)

元週刊誌フリー記者が書いたうつの本。

12年間うつが続いている著者経験に裏付けされた、抗うつ薬は効かないのではないかとの指摘、"心の風邪"という表現はすぐ治る病気との誤解による悪影響の方が強くなってきたとの指摘や、回復は円周上を元に戻るのではなく、コイル状に変化して元の状態に戻らない必要があるという話、回復期では家族の適度な放置が自力回復を助ける話など共感できる点は多い。

しかし、少し軽すぎる文体や、SSRIはコカインに近いとか眉唾ものの記述もあってちょっとなあと思う。こういう本の常として、判っている人にとっては、そうなんだよねという共感が広がる利点があるもの、経験のない人にとっては引用の多い内容や軽い表現が災いして"信頼度の低い情報"として扱われてしまいそうな気がする。

それにしても、うつが一般化して10年ほど経過し、打つに関する情報も第2段階に入ってきたかなと思わせる本だった。

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