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2011年6月

2011.06.28

家のあるじとして気になること フランツ・カフカ(青空文庫+705NK)

これも変身と同じく青空文庫に追加されていたもの。
オドラックという妖怪あるいは妖精のようなものについてのエッセイ。背景が判らないと何が面白いのか判らなくて意味不明。

2011.06.27

変身 フランツ・カフカ(青空文庫+705NK)

今年になって青空文庫に追加されていた。再々読だが、読むたびに物悲しい気持ちが強くなっている。小説の中では虫に変わるのだけれど、現実世界に置き換えれば、突然の病気などで障害者になったりした時の激変と置き換えて読むようになったからかもしれない。
Linux有名人の人のブログで、掃除ロボットに"ザムザ君"という名前を付けている記事を読んだことがあるが、悪意はないのだろうけれど、ちょっと無神経だなと感じる。あんまり苦労なく育った若い人は、小説の重さが実感できないのだろうなと思う。

2011.06.26

マレット指その後

このブログの、マレット指の記事のアクセスが多いなと思っていたら、Googleでの"マレット指"検索結果の6番目になっていて驚いた。前の記事から1年ほど過ぎた現状について続きを書く。

1年前の時点では、中指は若干おじぎした状態だったが、その後、徐々に伸びてきて現在は、ほぼまっすぐになっている。伸ばした状態の外観からはマレット指だったという履歴はわからない。しかし、指を曲げようとするとある角度以上は曲がらない。曲げようとすると引っかかり感があって途中から動かなくなる。これ以上曲げようとすると、また腱が切れそうな感覚で怖くて曲げられない。

でも、曲がりきらないことによる不都合はないので、これ自体はあまり問題ではないと感じている。問題があるのは力を入れた時で、無理をすると腱がおかしくなって治療途中のグラグラ状態のようにになってしまうことがあった。

1回目は4月初めに自動車のスタッドレスタイヤを夏タイヤに入れ替えた時で、タイヤを持ち上げた時に、ついうっかり中指にも力をかけてしまった。腱が切れた部分が若干腫れて、中指を使おうとするとやや痛みがある状態になっていた。それからしばらくの間、装具は付けない状態で中指を使わないように気をつけていたら1ヶ月ほどで落着いた。ただし、かなり良くなっていた今年の3月時点よりは良くない状態。

2回目は、5月の連休で、庭の草むしりをしたり花植えのために耕したりの作業をしていて、草を掴む動作や、手鍬やスコップで土を掘り返している時に道具を握る中指に力を入れてしまい、腱がぐらつく状態になってしまった。それからまた1ヶ月ほど使わないようにしていて、再び良くはなってきたものの6月末の現時点ではまだ違和感は残っている。

こうして記事を書いていてもパソコンのキーボードを中指で打つ時の軽い衝撃に対して指がぐらつくあるいはしびれる感覚がある。うっかり力をかけてしまうことはこの先もありそうなので、やはり完全には治らないものなのかもしれない。

治ったらまたギターを弾きたいと思っていたが、お試し程度ならともかく、ある曲をマスターすべく練習するというようなレベルは無理かなと思う。少し寂しい。

スポーツ関連でマレット指を扱っているサイトでは、リハビリ方法まで書かれているので、運動をしている人や、若い人ならきちんと治るものなのかもしれない。でも、50歳を前にした僕には再発させてしまいそうでリハビリは無理そうな感じがする。

前回も書いたが、高望みをせずに気長につきあっていくことになるだろう。

2011.06.22

身近で起きた死を知らせる猫

昨日の朝、我が家の飼い猫チロが変な声で鳴いた。

朝のケージに閉じ込めている時間帯には、毎朝、早く出せとニャーオンと鳴いているのだが、昨日の鳴き方はいつもと違っていて、腹の底から搾り出すような声で"ナオオウン"というような迫力のある声だった。いつものように"うるさい"と叱ったが鳴き止まない。ケージに手を突っ込んで押さえつけて驚かせてもまだ鳴いている。

何なんだと思いながら仕事にでかけたのだが、帰宅してみるとお向かいの家の様子が変。いつも静かな老夫婦だけの家にあわただしく出入りがあり、家内が夕食後のごみ出しの時にストレッチャーのようなものを見たという。夜遅い時間になって、白黒の幕が下がって、不幸があったことがわかった。

チロは身近で起きた死を知らせていたのだった。実はこれで3回目。3回ともおじいさんが亡くなった時だった。

以下は想像だが、チロは我が家に来る前にどこかで飼われていて、そこの飼い主の死に立ち会ったことがあり、人が死んだ時の何らかの変化を経験した。その死がチロにとっても不幸な出来事だったためにその記憶が強くチロの中に残っていて、その変化を敏感に感じ取ることができるようになったのではないだろうか?

我が家でのチロ評は、頭が悪くてトロい奴と決まっているのだが、意外な能力を持っているようだ。チロ恐るべし。

2011.06.20

愛撫 梶井基次郎(青空文庫+705NK)

受験勉強中に何度か出くわした、"猫の耳を切符切りで切りたい"という妄想の話はこれが出典だった。でも、今の日本では切符切り鋏がなくなりつつあって、この話が理解できない受験生が多数派なのだろうなと思う。

道草 夏目漱石(青空文庫+705NK)

幼かった養子時代のかすかな記憶、その後に離籍した養父母との不快なやり取りの記憶、さらに考え方の大きく異なる夫人との不毛な衝突などを題材とした自伝的小説。

こういった物を読むと感じるが、突出した業績を挙げる人は背景に複雑なものを抱えている人に限られるんじゃないかと思う。創作することで蓄積したマイナスのエネルギーを解放しているのではないか?

2011.06.18

GNOMEのキーアサインをEmacs風に

mac OSXでは、あらゆる文字入力はEmacs風がデフォルトになっている。これになれると、カーソル移動のためにキーボードのホームポジションを外すたびに"ああ、この世のすべてがEmacsだったら"とため息が出てしまう。

ということで、変更できるシステムでは必ず変更している。具体的には、gconf-editorで"gtk_key_theme"を"Default"から"Emacs"に変更、Firefoxも含めて変更される。

ただし、C-nでカーソルが下へ動く時と、新しいウインドウが開く時があって、どういうルールで切り替わるのかが良く判っていない。mac OSXの場合はカーソルはcrtlキー、ショートカットはcommandキーと使い分けられて明解なのだけど。

2011.06.17

空気の研究 山本七平(文春文庫)

日本が第2次対戦への参戦を決めた際の無謀さを、場の空気に逆らえなかったと語った証言をもとに、執筆当時の公害問題、ロッキード事件などをめぐって"空気"について考察した論文。

ただし、"場の空気"の存在、生成のメカニズムなどについては述べられているが、それを乗越えるにはどうあるべきかについてはほとんど書かれていない。当時は"空気"の問題点を指摘するだけで十分に話題性があったのか、解決策はないということが結論なのか?

"空気を読む"ことが当たり前になってしまった現在、この問題についての"続編"を読んでみたかったと思う。

Linux@自作PC:NTPで時刻合わせ

システム設定の日付と時刻から時刻合わせ自動を選択すると、ntpのパッケージが自動でインストールされる。設定変更後に"ロックする"の操作をしないと設定が残らない(手動設定に戻る)みたい。

2011.06.15

防火水槽の金魚はえさを食べない

職場の防火水槽に金魚がいることに気付いて、えさを買ってきてやってみた。

結果は食べない。知らないえさだからなのか人がいるからなのか?誰もえさをやっていないとしたらボウフラでも食べているのだろうか?

2011.06.14

陸前高田での県のボランティア活動の話を聞く

朝、自販機前でNさんに陸前高田での県のボランティア活動に行ってきた話を聞いた。

・前後車中2泊、現地2泊。
・作業は海岸沿いの機械の入れない場所での手で運べる瓦礫運搬。
・例えば5mぐらいある牡蠣養殖いかだをチェーンソーで切って運ぶ。
・事故防止のため作業は3時まで。
・異臭は聞いていたほどではなかった。
・福井県は曹洞宗のお寺の庫裏の2階を借りて宿泊。
・参加者からまかない担当を出して自炊。
 寺に1000円、食事材料2000円の合計3000円で参加。
・安いので滋賀県からの参加者もあり。
・現地での移動はレンタカーや福井のパチンコ店組合寄贈の軽トラックなど。
・現地まではバスで車中泊、1人2席使用。
・県担当者は現在は総務課から3名で2週間交代。部署は交代しているらしい。
・山寄りの銭湯に入りに行ったら、自衛隊の人たちが順番に入っていて混雑していた。
・福井からはバス組だけでなく、週末に自分のクルマで参加している人もいたとのこと。
・東京からもバスで来ている、日帰りか?

2011.06.13

Linux@自作PC:EvolutionとGoogle Calendarを同期

SOURCEFORGE.JPの記事に従って、新規カレンダーとしてGoogleカレンダーが登録できた。また、祝日カレンダーはこの方法はダメで、"いくやの斬鉄日記"さんの記事よりiCAL形式でインポートしてうまくいった。Evolution上で予定を変更してみると、GoogleCalendar側にも反映されてうまく行っている。

ただし、Evolution上ではドラッグ&ドロップでの予定編集ができないのは不便。GoogleCalendarに慣れてしまっているとちょっとこれは辛い。この次のステップとしてEvolutionと705NKとの同期へのチャレンジを考えていなければ、即刻、不採用になりそうレベル。次のステップはちょっと難しそうなのでまた後日。

クレジットカード残高不足

セゾンカードから一昨日、昨日と電話。一昨日は家内が出たので用件は言われなかったが、調べてみると銀行の残高不足で引き落としができないことに気付いた。下の子のPCなどで15万円程の引き落としだった。

昨日、家内が口座に入れてきたが、昨日また電話があって振り込みが必要とのことで、今日、連絡のはがきを待って振り込みに行く。ブラックリストに載ったかなと話す。

初めての失敗、引き落とし案内の封書は来ていたが放置していたとのこと。まかせっきりはまずいなと反省。今後は、メールで引き落とし額確定の連絡があったら、金額を伝えてお互いに確認することにした。

2011.06.11

Linux@自作PC:CPUクーラ換装 COOLERMASTER VortexPlus

暑くなってきて、PhenomIIのリテールクーラの音が気になり出したのでクーラを交換してみた。

リテールクーラは室温が28℃程度まで上がると、アイドル時でもファン回転が2,000rpmを越え、この辺からビーンという音が聞こえ始めて気になってくる。CPUクーラの交換は初めてで何が良いか良く判らないので、とりあえず手頃な値段、ケースがAntecSoloでスペースの余裕ないのであまり大きくないもの、オンボードグラフィックなのでトップフロータイプで周辺も冷やせるものという条件で探し、悪い評価が少ないものという消去法からVortexPlusを購入。

CPUがAMDなので取り付け自体は簡単。付属のグリスをギターのピックを使って薄く塗って取り付け。ただし、取り付けの向きが問題で、当初考えていたヒートパイプ水平向きはクーラのクランプ形状の制約で取り付けできない。Intel CPUの場合、クランプ金具の取り付け向きを変えることで自由度があるのだが、AMD CPUの場合はクーラをクランプする樹脂部品の向きが180度方向でしか変えられないので、ヒートパイプを縦にする向きしか選べない。

仕方がないので取説の指示に従ってU字形のヒートパイプが上開き方向になるように取り付けた。おそらく内部の冷媒は蒸発上昇してフィン部で凝固した後、U字の底まで流れて溜まり、CPUからヒートパイプの金属部を伝わってきた熱を吸収して蒸発するサイクルを繰り返すのだろう。本当はCPU部まで冷媒が流れ落ちることが望ましいはずで、ヒートパイプがU字形になるトップフローは平置き姿勢で使わないと本来の性能が出ないことになる。

一方、サイドフローならば、L字形での構成が可能なので冷媒がCPUまで流れ落ちる構成が可能で、サイドフロー型の性能が良い理由を自分で組んでみて初めて理解できた。また、ヒートパイプが水平向きの取り付けでは、下側2本はフィン側が下に下がる形状なので液化した冷媒は毛細管現象でしかCPU側に戻ることができないためにほとんど上側2本しか仕事をしないであろうことも判った。次に買うときはサイドフローから選ぶことになるだろう。

交換の効果だが、アイドル時のファン回転は1,500rpmに抑えられて静かになったはずなのだが、音質は変わったものの音量はあまり変わっていなくてまだ気になるレベル。回転速度が落ちてもファン径がリテール品の65mmから92mmに大きくなっているので周速では65diaX2,200rpmの7.5m/sから92diaX1,500rpmの7.2m/sとあまり変わっていないということが原因かなと推定している。もう少し回転が下がることを期待していたのだが、同程度の風量を得るためには同程度の周速が必要だということなのかもしれない。

高負荷時の比較としてDVDのリッピングで比較してみたところ、作業中のCPU温度が7から8℃下がっているもののファン回転は3000rpmから2500rpmに下がった程度で、確実に効果はあるものの期待ほどではないというのが正直なところ。ヒートバランス温度低減と騒音低減の両立が難しいのは機械設計の仕事でも痛感しているので、やはりここでも同じだなと今回は勉強できたことが収穫だと思う。

2011.06.07

iPhone5を想像

今年のiOS+iPhone新型発表は秋でPod系の発表と一緒になる模様。

そこから想像だが、iPod touchとiPhoneが再び思想統一されて同じデザインになるのではないかと考えている。iPadにWifiと3Gがあるように、iPhoneも現touchがWifi、現iPhoneが3Gという形にする。touchを電話と呼べるかという疑問もあるが、FaceTimeがあれば電話としても使えないことはない。

AppleはWifiベースの電話を現状の固定電話からの自由度を高めた発展形と考えて、touchは電話であるという売り方をしてきてもおかしくないように感じる。もっとも、3Gの有無で場席、バッテリーの必要容量などがかなり違ってくると思われるので厚さの差程度の違いは残るのかもしれない。

WWDC2011

昨夜はWWDC。OSX Lion、iOS5、iCloud発表。

OSXは猫科最強のライオンまで来たということは、OSXとしてはこれで終わりで、次はiOSと統合という意味なのかなと予想している。あるいは名称がiOS Macとかの名前になる程度の変更なのかもしれない。

発表されたサービスからするとAppleはポストPCに本気なのだなと感じる。例によって閉じたサービスかつアメリカ中心なところは今一つ。新サービスはiOSかOSX Lionが必要みたいだが、2年半前のMacbookでLionが快適に動くのかも気になるところ。こういう時には2.4GHzにしとけば良かったかと少し後悔。

2011.06.06

やっぱりMacは素敵

UbuntuでIMAP4メールが読めるようになって最小限の生活環境が整ったため、ここしばらくMacbookはふたを閉めてUbuntuばかりを使っていた。昨日、久しぶりにMacを使ったら、美しい文字、画面に感動。やっぱりMacは良いなと再確認。

Ubuntuも良くできているが、仕上がりはMacが上を行く。専用ハードウェアの強みで液晶に合わせたきめ細かいチューニングができている成果なのだろうと思う。ただ、普通にMacを使っているだけでは良さが判らなくなってきて、違う環境を探りたくなる。あたりまえの環境の良さを認識するためには他のOSとの差の認識が必要、旅に出てみないと青い鳥の居場所は判らないのだ。

ただしMacbookは13"の画面が狭く、113dpiと文字も小さめなのがネック。もう少し大きい画面だと満足度も高まるのかもしれない。次期Mac選定時の課題。

Winebottlerでmobipocket readerが動いた。

ascii.jp連載のApple GeeksでWinebotterが紹介されていたので、ダメもとでmobipocket readerを入れてみた。

以前から何とかならないか悩んでいた、テキストファイルからmobipocket形式の.prcファイルを作成する機能はうまく動いて~/my ebookに.prcファイルが保存される。これをBluetooth経由で705NKに送信すると、メール形式で705NKが受信し、本体メモリに保存される。

wineアプリではテキスト変換とebookの表示はうまくいったものの他の機能に移動しようとするとエラーになり強制終了になってしまうが、これらは必須ではない機能なので問題はない。この結果は完全ではないけど十分な機能が得られて、3年越しで懸案だったWindowsからの脱却が完了できたのは非常にうれしい。

人生一般ニ相対論 須藤靖(東京大学出版会、県立図書館)

新聞の書評で見つけたが絶版、図書館で2ヶ月ほど待ってやっと読めた本。東大大学院物理学科教授のエッセイ。中国での食中毒治療の話やアメリカのサンドイッチ注文の話が非常に面白かった。

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