« しばらくぶり | トップページ | 万年筆を使ってみる »

2012.04.18

三四郎(夏目漱石、青空文庫+705NK)

たしか3回目。ようやくイメージがはっきりしてきた。

新時代の女性像が本来の主題なだと思うが、今の基準ではどこにでもいるような女性像なのは仕方ない。今も読まれるのは、田舎から都会に出てきた学生の心の変化というもうひとつの主題が受け入れられているからだろう。当時の大学生はエリート中のエリートだったはずなのだが、小説中ののんきな空気感は当時がそういう時代だったからなのか、学生というモラトリアム期間の特性は変わらないということなのか?

一方、女性観について、"20代前半では女性のほうがずっとしっかりしていて同年代の男性には魅力を感じるはずがない"というやり取りは、今でも当てはまるかなと思う。そういう意味では、新時代の女性像も男性から見た虚像だったのかもしれないと思う。

« しばらくぶり | トップページ | 万年筆を使ってみる »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22325/54503796

この記事へのトラックバック一覧です: 三四郎(夏目漱石、青空文庫+705NK) :

« しばらくぶり | トップページ | 万年筆を使ってみる »