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2012年10月

2012.10.31

Windows8 何に惹かれるのか?

Windows8の何に惹かれるのかを考えてみた。

UIの変化としてはスタートメニュー+タスクバーがなくなったことも大きいが、タイルUIの採用でデスクトップにアイコンが並ぶというメタファーからの脱出が一番大きいように感じる。僕自身はアイコンがあまり好きではなくてデスクトップには何も置かない主義。ファイルはファイル名やサイズなどの詳細がわかるエクスプローラの"詳細"モードが一番使いやすいと思っている。だから、アイコンをやめて文字ベースのタイルを並べるというやり方に魅力を感じているのかなと思う。

そういえば、Windows Phoneの国内最初のモデルを見て、メディアからはほぼ黙殺されたにもかかわらず、僕は"これは欲しいかも"と思ったことを思い出した。そのぐらいの新しさを感じさせてくれたと思うが、メディアは勝ち馬に乗るものだから、正当な評価ができなかったのかもしれない。Windows8で、やっとマイクロソフトはアップルからUIを盗んだという汚点をぬぐうことができるのではないだろうか?同じことはApple対Samsungの特許訴訟の議論にも言えて、Andoroidは物真似だが、Windows8ははっきりとオリジナルだ。この議論がマイクロソフトのUI更新の原動力だったのかもしれない。

ここまで理解して、僕がiOSデバイスに魅力を感じない理由をやっと見つけることができたと思う。一方、OSSの世界でもUIの更新が進んでいる。UbuntuのUnity、GNOME3ともまだアイコンが並ぶデザインだが、もしかするとWindows8のような発見があるかもしれない。先送りしていたGentoo環境のGNOME3への更新も試してみようかと考えている。

2012.10.30

Windows8 第一印象は良かった、売れそうな予感

ついでがあったので、発売日に触ってみた。

試したのはSONYのタブレット-クラムシェル変形機種と通常のノートPCでのタイルUIのみ。Classic環境は入り方がわからなかったため試していない。変形機種をタブレット形状にすると全面タッチ操作で軽快な動作でiPadに遜色ない印象。ただしこちらはSSDで、HDDの通常のノートPCではアプリの起動に時間がかかり、その間の画面に動きがなく何が起きているかがわからないという問題あり。おそらくはタイルUIはタブレットでSSDを前提にしたチューニングなのだろう。

ノートPCでもタイルUI自体はWindowsキーを押せばタイルUIに戻るというシンプル操作が好印象。PCが苦手な人が、キーボード+マウスベースでメール+ブラウザ+Officeを使うといった、ライトユースではこれで十分のUIに見えた。画面上のスタートボタンはなくなったが、物理的にスタートボタンを使い、全画面のスタートメニューが表示されると考えれば、これまでのUIよりも自然な操作といえるかもしれない。ただしClasssic UIはまだ試していないため、買うかどうかの判断は保留だが、第一印象としては"ヒットしそう"という感想。

一方、Windowsも本格的にタッチUI化したことから、良質なキーボード+トラックポイントというThinkPadの文化も旧世代になることが明らかになってきた。来週発表のThinkPad 20周年モデルがどんなものを出してくるかが楽しみになってきた。

ココログ再開

しばらく書かないでいたが、再開。中断した理由はないが、再開の理由もない。

最近はSNS全盛でブログが流行らなくなったように見えるが、情報量や検索性などの再利用性ではブログの優位性は明らか。マイナビのシリコンバレー101の486回の記事にもあったように、Webに関する個人間の情報の流れの半分以上はまだ、Dark Socialと呼ばれる"SNS経由ではない、メールへのURL貼付けなど枯れたメディア"だという話を聞くとやっぱりなあと納得させられる。

もうひとつ厄介なのはSNSが変化を続けているメディアだということ。システム変更で囲い込みが始まったり、ある日突然"サービスを終了させていただきます"となった時のデータ保全が難しい。いろんなサービスが"終わる"姿を見てきてからは、枯れたメディアかつ、自分でデータ管理ができるものでないと安心して使うことができない。

と、いろいろ考えたけれど詰まるところ、僕が世捨て人と言っても良いような現状で十分であり、それ以上の人とのつながりを求めていないということが根本にあるのかもしれない。

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