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2015.04.21

現代秀歌(永田和弘、岩波新書)

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2015.04.07読了。

短歌を読む時、歌だけを単独で読む時とその背景や解説を含めて読む場合では、印象が違ってくる。単独で純粋に言葉の流れとして読んだほうが言葉の切れ味とかほのぼのとした印象とか、言葉の本質がつかめるような気がする。でも、わずか31文字から得られる情報は限られていて、作者の置かれた状況が全く想像できないものや、伝えたい内容が見つけられない時があり、もう少し知りたいと感じる時も多い。

でも、解説を読んだ結果、第一印象が崩れてがっかりしたり、勘違いを訂正されたりと、読むんじゃなかったと感じる時と詳しく知って良かった感じる時の両方がある。第一印象は大切だし、その歌について誰かと語り合うのならば、より正確に知る必要もあるかと思うし、せっかくの名作を誤解したままでいるのも残念だ。

この本のような形で、冒頭の歌だけを読んで、続く解説を読んだり読まなかったりを選択しながら読み進めることは可能なのだけれど、目に入るのに読まずに済ますのには、ちょっとした気合が必要になる。また、誤解している場合は救われない。基本的に解説は見えない作りで、誤解している時や読みたいと思った時だけ表示されるような対話的な仕組みがあればなあと思ったりする。Webなどでは可能だと思うが、直後に簡単なテストでもされない限り誤解の問題の検出は難しそうだ。

肝心の歌の内容は心惹かれるもの、ピンとこないもの、ほっこりするものなど様々で、これから歌の部分だけを何度か読み返すうちに好きな歌人が出てきたらなあと思っている。

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