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2016.04.01

読書 太陽の季節(石原慎太郎、幻冬舎、ReaderStore、iPad)

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2016.03.26 読了。

デビュー作らしい粗削りさと、本人に由来すると思われる暴力性に辟易して、読み続けるのがきつかったが、短編集の最後の「乾いた花」だけは秀逸の出来で、一気に読み終えた。ただし、あとがきによれば、この作品だけは幻冬舎版を出す際に手直しをしたとのことなので、その推敲が効いている可能性はある。

表題作はわかりやすいが、内容が浅く、芥川賞に値するようには感じられない。本当の受賞作は「乾いた花」だったが、賭博に殺人という内容では具合が悪くて、無難な表題作が選ばれたのかもなと想像。手を入れる前の乾いた花がどんな作品だったかを、図書館の古い本で確認したくなった。

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