パソコン・インターネット

2015.12.04

Word 日付自動入力時(Alt+N D)に日本語書式を指定

Microsoft Wordで日付をAlt+N Dで自動入力する際に、カーソル位置の文字が英数ならば、英語(米国)、かな漢字ならば日本語のダイアログが表示される。日付の書式は日本語に統一したいため、この仕様は具合が悪い。英語(米国)ダイアログでも日本語書式が選択できるように設定した時のメモ。

==Word2013@Windows10==
(1)Officeの言語設定に英語(米国)が存在していることを確認
(通常は英語(米国)が存在しているはず。また、英語(米国)追加は不要かもしれないが未確認)
(2)設定 – 時刻と言語 -- 地域と言語 – 日付、時刻、地域の追加設定
-- 日付、時刻、または数値の地域設定 -- 形式を英語(米国)に変更 -- 追加の設定ボタンを押す
(3)形式のカスタマイズ -- 日付タブ -- 短い形式欄にyyyy.MM.ddを入力しOK
(4)Wordを起動し、英数文字にカーソルを置いてAlt+N Dを押す
(5)日付入力ダイアログが英語(米国)で開くので、"2015.12.02"を選択し、既定にするボタンを押す。
・以下は(日本語の設定がデフォルトに戻っているので再設定する作業)
(6)設定 – 時刻と言語 -- 地域と言語 – 日付、時刻、地域の追加設定
-- 日付、時刻、または数値の地域設定 -- 形式を日本に変更 -- 追加の設定ボタンを押す
(7)形式のカスタマイズ -- 日付タブ -- 短い形式欄にyyyy.MM.ddを入力、週の初めを月曜日に変更してOK
・この状態で、地域と言語の英語(米国)を開いてもyyyy.MM.ddはなくなっているが、Wordの日付入力 英語(米国)ダイアログでの選択肢には残っている。
 
==Word2010@Windows7==
(1)Officeの言語設定に英語(米国)を追加し、Officeを再起動(ファイル -- オプション -- 言語)
(通常は英語(米国)が存在しているはず。また、英語(米国)追加は不要かもしれないが未確認)
(2)コントロールパネル -- 地域と言語 -- 形式を英語(米国)に変更 -- 追加の設定ボタンを押す
(3)形式のカスタマイズ -- 日付タブ -- 短い形式欄にyyyy.MM.ddを入力しOK
(4)Wordを起動し、英数文字にカーソルを置いてAlt+N Dを押す
(5)日付入力ダイアログが英語(米国)で開くので、"15.12.02"を選択し、既定にするボタンを押す。
(6)再度、Alt+N Dでダイアログを表示すると "2015.12.02"が追加されているので、それを既定に設定。
・以下は(日本語の設定がデフォルトに戻っているので再設定する作業)
(7)コントロールパネル -- 地域と言語 -- 形式が日本語であることを確認 -- 追加の設定ボタンを押す
(形式は自動的に日本語に戻っているはず)
(8)形式のカスタマイズ -- 日付タブ -- 短い形式欄にyyyy.MM.ddを入力、週の初めを月曜日に変更してOK
・この状態で、地域と言語の英語(米国)を開いてもyyyy.MM.ddはなくなっているが、Wordの日付入力 英語(米国)ダイアログでの選択肢には残っている。
(9)英語(米国)キーボードが追加されていたので、MS-IMEの設定ダイアログで削除。

2015.12.07追記
言語を変更すると、オートコレクト関係の一部の設定がリセットされるみたいなので、
実施前にスクリーンショットなどで記録しておいたほうが良いかも?
(Officeの設定同期機能はいつになったら実装されるんだろう?)

2015.11.09

Apple Music

Apple Musicを試してみた。

前提条件として、iCloud Muisc libraryはライブラリの歌詞データが破損されたりしないかという不安があるので、使っていない。

洋楽、ジャズ、クラシックでの出会いを期待して試し始めたのだが、それらの分野でのおすすめ曲をいきなり聞くには予備知識がなさすぎてハードルが高い。ある程度の絞り込みはされているのだけれど、まだ情報が多過ぎて、手当たり次第に聴いていくにはあまりに多過ぎる。予備知識のあるジャンルとして、古めの歌謡曲やフォーク関係では、検索結果に出てきた好みの曲のハートをポチっていくと徐々に適切なおすすめが増えてくる。しかし、この範囲では知っている曲、アーティストばかりで、以前にWiiのカラオケアプリ付属の曲リストから作成した"欲しい曲リスト"と違いはなく、自分が既に持っていた情報を確認しているだけで、Apple Musicを使う意味はない。

ここまで続けてみて気付いたのは、おそらく、自分が求めているのは偶然の出会いではなく、書籍やweb記事、新聞記事などの他の文脈からの誘導、すなわちある程度の編集作業が加わった出会いであって、偶然の出会いではないということ。聞き放題ではあっても選ぶには時間も知識も必要だということ。Apple Musicの仕組みもその点を配慮しているのだろう。でも、偶然だのみを許容できるほど、時間も頭のリソースも残っていない。

もう1点、気になったのはダウンロードまでの数秒間の待ち時間。試し聞きの間は、テレビのランキング番組のように1コーラスまで、あるいはもっと短い時間だけしか聞かずに、次の曲に移動する。その時の数秒間が待ち遠しい、というか我慢できない。ネットワーク速度は十分あると思うので、Appleのサーバの問題だろう。もっとネットワークが貧弱な環境ではもっとがまんできないはずで、素直に提示されたプレイリストをBGM的に聞く人でないと、このサービスは成り立たないような気がする。アメリカではここ数年でストリーミングが普及したことになっているが、それは配信側の都合での普及であって、データ購入への揺り戻しは必ずあるように感じた。

ということで、3か月間の無料期間内は継続しておくが、延長はしないことになりそう。

2015.11.04

Surface2からiPad Air2へ

Surface2ipadair2lumia636

タブレットしてSurface2を使っていた。使えるアプリは限られるし、Windows10には移行できないことがわかっていたが、Windows8.1のUIが気に入って使い続けるつもりだった。タブレットとしてのWindows10は明らかにWindows8.1より退化している。だから、むしろ8.1のままのほうが都合がよいとまで考えていた。

ところが、10月中旬に一連のWindows Updateが入った後から、タッチ操作ができなくなってしまった。出荷状態へのリセットもやってみたがが効果なし。その後のいくつかのUpdateでも変化がない。web記事を検索してみると、保証期間内なので交換してもらったとか、2万円ほどで修理になったという記事がちらほら。オークションではタッチ不可品が通常品の半額程度で落札されている。デスクトップ環境でOfficeが使える小型PCとしては使えるのだが、そんな使い方をするならWindowsRT8.1では使いにくいし、自分の使い方には全く合わない。

"Update直前の再起動操作はタッチでできたのに、再起動後はタッチが死んでいた"という状況は明らかにUpdateが原因だろう。もう2年弱なので保証期間は切れているが、Microsoftと戦ってみるかと考えていたが、Windows情報の追っかけやInsider Previewも含めて、"日々戦闘態勢"な状態には疲れてきているのも事実。Surface2と併用するSONY Readerは相変わらずフリーズを繰り返しているし、LumiaのWindows10mobileも期待したほどのことはなさそう。iPod classicのUIも悪くはないがタッチには負けるという状況。この際、すべてを解決するデバイスとしてiPadを買ってみることにした。また、音楽に強いAppleが提供するApple Musicはどうなのかという関心事も後押ししている。

Lumia636も含めた代替環境ということでCellular版は確定。Air2にするかmini4にするかにずいぶん悩んだ。Airの文字の読みやすさか、miniの軽さか?Airは重いがその対策はスタンド型ケースなどのいくつかの手段がある。しかしminiの文字サイズは老眼にはかなり厳しく、これが問題になった場合には代替手段がなくなってしまう。と考えると、Air2を選ぶことになった。容量は楽曲データだけで20GB以上あるので64GB。

色のバリエーションはCellularのアンテナ部の白さが目立たないシルバーとし、取扱いの楽な純正Smart Caseのオリーブブラウンを付けることにした。合計で税込み9万円を超える買い物。iOSのアイコンが並ぶホーム画面や、小ぎれいすぎるUIなどが好きになれずに、何年も避けてきた経緯があるだけに、受け入れられると良いがと少し心配している。

2015.10.24

Windows熱中の終わり

2013年10月からWindowsに熱中する2年間を続けてきた。
Windows8.1プレビュー、Surface2、Office2013、Lumia636、Insider Preview デスクトップ、Insider Preview Mobile、Windows10。さらには、Visual Stuido 2013 ExpressやCommunityを使った開発作業の体験(web記事をなぞる程度)もやってみた。Windowsプラットフォームの今を体験するとともに、その変化する姿も体験できた。

2000年頃から続くPC-Unix(FreeBSD、Linux、OSX)についての10年以上の経験には及ばないものの、Windowsの今とその内部の仕組みの一面が理解でき、食わず嫌いだったこのプラットフォームの良さも少しは理解できるようになった。PowerShellを使えばオブジェクト指向のスクリプトが書けることや、設定がGUIであることに起因する作業記録の取り辛さも、クリッピングツールと自由なフォーマットで記録できるOneNoteを組合せることによって、以前よりもずっと楽になっていることも分かった。また、素人にやさしいプラットフォームの安楽さに以前は不足していた安定感が加わっている点も魅力になっている。

さらには、Microsoftの本業となりつつあるクラウドサービスの改善も著しく、OneDriveとOutlook、OneNoteが快適かつ持続性に不安のない作業環境になっている。

でも、Nadella CEO自身が昨年述べたように、モバイルプラットフォームを含めたWindowsのシェアは14%まで低下し、現在も低下が続いている。かつてのMacOSのように特定分野(Windowsにとってはビジネス)向けのニッチな選択肢として存続するのだろうけど、本流に戻ることはなさそう。昨年までは、IEの時のように粘り強くモバイルWindowsを立ち上げるかもと思っていたが、Lumia事業の大幅な縮小やiOS/Android優先の開発方針を見る限り、プラットフォームの覇権は争わない方針は確定しているようだ。

Unixをまねて生まれたMS-DOSをベースに、MacOS(あるいはXeroxのAlto)をまねることで一世を風靡したが、結局はUnixには勝てなかったという結果になった。デスクトップWindowsが繁栄し過ぎたことが硬直を招いたことが主要因だけれど、オープンソースの眼の数の多さ、それも良質な眼力に破れたという見方もできるかもしれない。

このままWindowsを追いかけるかと自問してみると、"もうお腹いっぱい"だと思う。安楽の地であることは間違いないが、これ以上、知識を吸収する気力が出ない。ちょっとしたスクリプトを書きたい時に、書きながら考えるという訳にはいかず、"まずはGoogle検索したり解説書を開いて..."、となってしまう点を解消するために努力しようと思えなくなっている。それだけ記憶力も頭の柔軟性もなくなってきたということ。現在の勢力分布からすると、先にUnixに力を注いだことは幸いだったと思う。プラットフォームの良し悪しよりは、好き嫌いの問題なのかもしれないとも思う。

<追記>もたもた書いているうちに、AndroidとChromeOSの統合の話が出てきた。これでデスクトップでのUnix優位が確定したと思う。

毎日、朝一番に海外記事を追いかける生活は、楽しかったが、正直言って疲れた。もう少し頭を休ませる方向で次のテーマを始める予定。とはいえ、即時に環境を移行できる資金も頭のリソースもないのでしばらくはWindowsを使い続けることになる。

2015.04.20

Windows10でのUI変化

Windows10ではスタートメニューの復活やデスクトップの改善ばかりが話題になっているが、Store App.改めUniversal/Windows App.や電話用アプリのUIも大きく変化するようで、OSの変更としてはこちらが本質なのではないかと感じ始めている。既に枯れた環境かつMicrosoftが勝者であるデスクトップの変化は、現在のIT市場での覇権競争にはあまり影響しないが、Windowsモバイル環境の復活は今後の流れに大きく影響するはずで、Microsoftがどのように窮状を打開するのかの物語が、一番興味深い。

Windows8.xでは、最後発タブレット向けOSとしてMicrosoftがiOSやAndroidを越えるUIを作ろうとして、スワイプインによるアプリバーメニューや各種チャームを実装した。狭い画面を有効に使うためにUI要素を隠すデザインにして、必要な時にはスワイプインで素早く表示できる仕組みはなかなか良くできている。僕もこれをとても気に入って、Surface2を使うたびにその良さを常々感じている。

しかし、戦略としてはまずかった。最後発ということは、新しくこのUIに触れるユーザは既にiOSかAndroidを経験している。見えないUIを呼出す操作は、初めての人には見つけられないため、第一印象は良くないものになる。開発者の立場でも、他環境版のアプリを移植する際にUIを作り直さなければならなくなり、投資が回収できるかどうかが分からない小規模な市場に新たな開発投資が必要というのでは積極的に進出できない。同様の問題はWindows Phone8.xのUIでも起きていて、カルーセルと呼ばれる横スワイプで画面を切り替えていくUIは他環境とは大きく違っていて、ユーザ、開発者の双方にとっての参入障壁となっている。

バルマーとシノフスキーは、Windowsでのマーケットリーダとしての経験を背景として、Windows8.xにこのUIを採用したのだろう。あるいは、"WindowsはMacOSの物まね"と言われ続ける状況を脱したかったのかもしれない。しかし、デスクトップWindowsのUI変更ならば、それを拒否する(=MacやChromebookを選択する)ことに比べてリスクが小さいという判断で、ユーザや開発者はついてきてくれる。でも、フォロワーの立場にあるモバイルOSの戦略としては先に述べたとおり不適切。さらに、新UIにデスクトップユーザまで巻き込んだ点が致命的で、Windows8.xでのオリジナルUIは完全な失敗に終わってしまった。個人的には出来の良いUIが葬り去られるという点で非常に残念だ。

Windows10の開発では、他OSと類似したUIに切替えるという方針変更をしている。アプリ環境の呼び名がStore/Metro/Modern App.から、Universal App.に変更されているのは、どのWindowsデバイスでも動くという意味だけではなく、"普遍的な、誰もが知っている"="iOSやAndroidと同じような"という意味を持たせているのかもしれない。また、SurfacePro3が3:2の縦長画面になったのも、単にデスクトップ環境での使いやすさの改善だけではなく、タブレット時にもUI要素を見せるという方針を受けて、そのためのスペース確保をしたという意味もあるのだろう。

この方針転換でWindows10でのタブレット/電話系アプリ不足が解消するかどうかはわからない。一方で、Windows10ではXAMLによる新しいダイアログデザインが採用されるとともに、クラウドサービス向けクライアントアプリがストアアプリ形式で提供されていることからすると、Microsoftは本気でアプリケーション環境を移行しようとしているように見える。新しい環境が定着するかどうかは、その環境のアプリが動かないWindows7を駆逐してWindows10が普及できるかにかかっている。BUILDで発表されるはずの、Windows10への移行戦略、価格戦略はかなり大胆なものになるのではないかと予想している。

WindowsPhoneには期待したほどの魅力がなかった?

Lumia636を購入してWindows Phone8.1を使い始めたが、Surface2でWindows8.1を使うことに比べて、感動が少ないと感じていた。老眼には厳しい狭い画面の小さな文字、かつ一部アプリは中華フォントという状態だからそういう面での"ガッカリ感"のためかなと考えていた。

しかし、Windows10でのUI変更の方向性が見えてきて、WindowsPhone8.1に何が足りないのかに気付いた。Windows8.1のストアアプリは全画面表示でUI要素はチャームやアプリバーの中に隠されていることが原則。画面端からのスワイプインでUIを表示して操作するのが基本スタイルで、僕はその操作のリズム感に魅力を感じていた。しかし、WindowsPhone8.1では基本的にUI要素は常時表示で、例外的に"…"アイコンの中に使用頻度の低いメニューが隠されている。つまり、スワイプインという新しさがないということ。代わりにカルーセルと呼ばれる横方向スワイプによる表示切替機能があるが、あくまで画面遷移であって、他OSでも一般的な機能をOS標準機能に取込んだもの。スタートメニューのアイコン整列ではない画面デザインとライブタイル程度しか差別化要素が感じられないという点が、魅力のなさを感じさせている。

更にWindows10mobileでは、このカルーセルさえなくす方向が明らかになってきていて、他OSとの違いがなくなっていく。便利に活用できてはいるものの、Windows Phoneである必然性はない。狭いエリアを我慢しながら使い続ける意味がどこにあるのかを考え始めている。

Lumia636+IIJmio SIM購入

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携帯電話が202SH購入の方針に落着いて、必ずつながる電話としての機能が不要になったので、安心してSIMロックフリー端末+MVNO SIMを探すことができるようになった。

以前から考えていたWindows Phoneにするか、無難にAndroidやiPhoneにするかでまず悩んだが、スマホの小さな画面に老眼が耐えられるかという根本問題があり、即時撤退となるリスクを考えると費用は最小にしたいこともあって、2万円強の投資で手に入るLumia636を選択。国内未発売なのでExpansysに注文、届いたのは香港版だった。

組み合わせるMVNOの選定も悩ましかったが、通信品質の評価が高く、購入直前に月当たり通信量倍増のアナウンスがあったIIJmioに決め、Lumiaを注文する時に、SIMの値引き販売をしていたExpansysから合わせて購入。Lumia636、SIM、32GB microSDの合計で約25,000円の投資となった。

Lumia636は、ドコモLTEのバンド1にのみ対応していてFOMAプラスエリアには非対応、かつ周波数が高く電波が回り込みにくい2.1GHzなのでエリアの狭さは覚悟していたが、予想通り通勤時に電車で通過する県境付近の3駅分の区間はつながらない。ソフトバンクの705NKも2.1GHzのみだだったが、これほどエリアは狭くなった。ソフトバンクはプラチナバンドがない時代が長かったので、2.1GHzでもつながる努力をしていたということか?職場の事務所でも、自席はアンテナピクト4本中1本、トイレで2本程度でかなり厳しい状態。ただし、自宅周辺の出回り先は2~4本で問題なし。機種変更した202SHはプラチナバンド対応機種なので、Lumiaが厳しい範囲でもアンテナピクト3本中2本は必ず維持できているため、電話機能を切り離したのは緊急時の安心感という意味で正解だった。

購入前は、Lumia636に環境光センサがないこと、通話時の顔近接センサがないことが気になっていたが、結論としては問題なし。光センサは画面上端からのスワイプで表示されるメニューで輝度調整が可能かつ、それ以前に調整の必要となった経験がない。顔近接センサの要否は通話に使っていないので判断は難しいが、少なくともSkypeのテストをした時には問題はなく、そもそも電話として販売されているのだから大きな問題はないのだと思う。

使ってみての感想は別記事で。

2015.04.19

携帯電話を買い替え 705NKから202SHへ

しばらくデバイス関連の記事を書いていなかったが、動きが激しくなってきたので再開。まずは少し前の話の、携帯電話の端末変更から。

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去年の12月に携帯電話を買い替えた。NOKIA N73のソフトバンク版である705NKを2007年12月から7年使ってきたが、カーソルキーがチャタリングし始めてそろそろ限界と判断。気持ち良いUIが気に入っていたので、部品取りによる修理や類似機種を含めた中古端末購入も考えたが、何年も延命できるわけではないので更新することに決めた。

当然の選択肢としてまずはスマホを検討。キャリアとの契約では、端末は安くなるものの数千円/月が発生して4年分の総額を1年当たりにすると6万円を超える負担になる。調べている内に通話定額制まで始まり、ほとんど通話しない自分の使い方ではますます不利な状況になってしまい、キャリアのスマホ案は不採用。別案としてSIMロックフリー端末とMVNOの通話対応SIMの組合せも考えたが、携帯電話は災害発生時に家族間の連絡を取るためのライフラインになるため、MVNOであるがゆえの復旧遅れを想定すると採用は難しい。まずはドコモが自社回線を復旧し、その後にMVNO向けを復旧するだろうし、MVNOのサーバはドコモほどのバックアップ体制が取られていない可能性なども考えると、リスクが大きいはず。この案も不採用とした。

ということで、スマホ機能は別端末で準備し、安くて確実な通信手段として現状のソフトバンクのホワイトプラン+メールの契約のまま、単純に機種変更することにした。必要なのは通話とメールのみなので最もシンプルな105SHを想定していたが、タイミング悪く販売終了となってしまい、後継機で防水仕様の白い202SHを購入。ソフトバンクのオンラインショップで本体、充電器、ホルダ、USBケーブルで合計 約26,000円。送られてきた端末にSIMを差替えてあっさり移行が完了した。

枯れた仕様なので、使用上の問題はないが、操作をするたびに"OK"と聞いてくるUIにはうんざり。そのまま閉じればよいことも分かってきたが、その程度の確認ダイアログを出す思想が気に入らない。移行作業としては、USBケーブルでPCに接続して編集するソフトバンクのユーティリティを使ってアドレス帳を準備し、プリインストールされている"ケータイ書籍"アプリで青空文庫を読むためのmicroSD(2GB)を準備する程度で、最低限の使い方になっている。

2014.10.28

Surface2 TypeCover2が壊れた

Surface2でメールを書いていたら、なぜか"ん"が欠落する。おかしいなと思って調べてみると、"N"キーがぐらついている。キーの右端をたたくとそちらが沈み込む。正面から見るとわずかに右下がりにもなっている。"N"キーの裏側を覗き込むと、キーの裏面にあるパンタグラフとのリンクをつなぐ部分が折れているのが見えた。折れた部分は太さ1mm以下の華奢な構造で、軽いキーボードへの不安感が現実になった。
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うまく写真が撮れないが、フック部分が折れている。

購入したのは昨年の12月なので、まだ1年以内の保証期間。TypeCover2のパッケージに入ってた小さな冊子を読むと"www.surface.com/warranty"の指示に従えとあるので開いてみる。明らかな機械翻訳の変な日本語のサイトにとまどうが、未登録になっていたTypeCover2のシリアル番号を登録し、それらしいアイコンをクリックするうちに、「交換するので住所などの情報を登録して、メールで指示する住所へTypeCover2を送れ」との指示が出た。近所のサークルKから着払いで送付。

翌日の夕方、発送したとのメールが届く。予想外に早い対応。

さらに翌日、代品到着。大きな箱で届いた。中には壊れたTypeCover2を送った時の化粧箱と、カバー単品をエアクッション式の封筒+サイズに見合った段ボール箱に入ったTypeCover2が入っていた。色も紫で同じもの。

早速、装着してみたが、やはりキーボードは便利。また重さを測ってみたが本体と合わせて900gで変化なし、全く同じ仕様みたいだ。

原因を考えてみると、(1)と(3)(4)の合わせ技かなといったところ。
(1)ほとんどすべての時間をひざ上で使ってたため、キーボードのたわみによりパンタグラフ部に無理な力が加わった。
(2)知らないうちに落下などの衝撃が加わった(まったく記憶なし)。
(3)設計上の強度不足。
(4)モノのばらつきによる強度不足


2014.04.10

Microsoftはどこへ向かっているのか?(Build2014)

Buildが終わって情報が出揃った。

Build直前にiOS版Officeが発表されてあらゆる環境にOfficeを提供してOffice365のサブスクリプションで稼ぐ方針が明確になった。Windows8.1Updateでは、今は需要が減っているもののビジネス市場では今後とも必須のツールである従来型PCへのOS供給も重視していることがわかる。またWindowsPhone8.1への更新でiPhone、Androidとほぼ同等の機能を提供できるようになり、小型デバイスへのWindows無償提供とハードウェア要件の緩和でコスト面でも同等の戦力をつけて、後は新興国を中心に売りまくるだけという体勢を整えた。ここまでは従来路線の推進であり、分かりやすい話ばかりだと思う。

一方で、.NETのためのオープンソーステクノロジーの開発,共同作業などを支援するための組織である.NET Foundationの設立がアナウンスされ、手始めとして".NET Compiler Platform"がオープンソース化されることも発表された。Microsoftと言えばプロプラエタリソフトウェアの牙城であり、ハロウィン文書などでオープンソースを批判してきた立場だった。今回のオープンソース化の実態が形ばかりの制限されたものという可能性はあるものの、公開するという姿勢への180度転向が何を目指すものなのかがわからない。

Windows関連のソースが公開されたとしても結局はWindowsの開発環境で開発するので、Linux系の開発企業をすぐに呼び込めるわけではない。また、開発リソースとしてオープンソース開発者を呼び込まねばならないほどMicrosoftは追い込まれていないはずで、逆にオープンソースに不慣れなMicrosoft社内技術者が、無駄な軋轢を生む可能性もある。そういったリスクを推してでもオープンソース化を決断した理由は何なのか?もしかすると将来のWindows自体のオープンソース化への一里塚なのかとも想像したくなる。OSは無料、サポートが有料というLinuxとIBMのような関係で、ハードウェアから卒業したIBMのようにMicrosoftもOSから卒業するのかもしれない。

バルマー前CEOの"Device & Service Company"からナデラ新CEOの"Mobile First, Cloud First"とスローガンも変化しつつある。素人受けしないがために情報の少ないクラウド分野では、もっと重要な動きが起きているのかもしれない。

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